悩む動詞の使い分け~「送る」と「贈る」正しいのはどっち~

2021/03/03

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普段はなんとなく使えている表現でも、ふとした瞬間に、「あれ?どっちの表現だったっけ?」と悩んでしまった経験はないでしょうか。誤った表現を使ってしまうと、相手の印象が悪くなってしまう可能性もあるため、つい悩んでしまう動詞の使い分けについておさらいしていきましょう。

悩む動詞の使い分け

送ると贈る

「送る」は、物を離れた場所に届ける際や、去っていく人を見届ける際に使用します。「贈る」は、人に物を贈呈する際に使用します。

測ると量る

「測る」は、距離・面積といった数値を数えるときに使用します。「量る」は、容量・重量などの量を数えるときに使用します。数える際の対象が何であるのかによって、使用する漢字が異なることとなりますので注意が必要です。

下りると降りる

「下りる」は、高い場所から低い場所から移ることをいい、「降りる」は乗り物などから外に出ることをいいます。

越えると超える

「越える」は、特定の場所・位置を通り過ぎることをいい、「山越え」といった表現で用います。一方、「超える」は、一定の分量・範囲を上回ることをいい、「10万円を超える」といった表現で用います。

収めると納める

「収める」は、結果として手に入れることをいい、「成果を収める」といった表現で用います。一方、「納める」はあるべき場所にいれることをいい、「税金を納める」といった表現で使用します。

遅れると後れる

「遅れる」は、決まった時間などに間に合わないことをいいます。「後れる」は、時代といった物事の流れについていけないことを指します。「流行におくれる」という表現の場合は、「後れる」を使用します。

答えると応える

「答える」は、問いに対して自分の意見をいう場合に使用し、「応える」は何かしらのアクションに対して反応するときに用います。「期待にこたえる」という表現の場合は、「応える」を使用します。

勧めると薦める

「勧める」は、勧誘の意味合いが強い場合に使用し、「薦める」は推薦の意味をもつときに使用します。文脈における意味合いを考えながらの使い分けが必要となります。

勤めると務める

「勤める」は、「会社に勤める」といった表現のように、日常的に行っている仕事を表現するときに用います、一方、「務める」は「主役を務める」といった表現のように、ある任務や役目を受け持つ際に用いる表現です。

合わせると併せる

「合わせる」は、2つ以上のものを1つに一致させることをいい、「併せる」は2つ以上のものを調和させることをいいます。

最後に

この記事では、つい悩んでしまう動詞の使い分けについてみてきました。正確に使い分けるためには、その文章で伝えたいことを正確にイメージすることが大切です。気になったときは確認してみてください。

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